四季を楽しみながらお腹も満たされる
和食のコースを宴会で選ぶと、一般的には和室の大広間などに通され、一人一人お膳のお席が設けられたり、テーブルに向かい合わせに座っていただくことになります。
床の間のある落ち着きのあるお部屋や、宴会専用の大広間でいただくことになりますが、和食のコースは旬の素材をふんだんに使い、見た目にも四季を感じさせるお料理を楽しめるので、宴会に華やぎを与え、普段あまり話をしない同僚や上司、部下の間でも出てくる料理の見た目の美しさや素材について話をするなど、会話のきっかけも与えてくれます。
和食というとあっさりしたイメージや、さっぱりして男性には物足りないイメージもあるかもしれませんが、懐石料理のコースは最初から最後まで食べていくとかなりお腹も満たされます。
お酒も入るのでお腹も気持ちも満たされますから、若い男性社員の方が多いといった職場であったとしても、ボリューム面でも心配する必要はないでしょう。
主な流れ
懐石料理は洋食でいうフルコースのようなスタイルで、西洋料理が前菜、スープ、メインの魚、お口直しの一皿、メインのお肉料理とサラダにパン、最後にデザートという流れがあるように、同じような流れで、かつ、より繊細で品数も多く出てくるのが和食のコースの特徴です。
お店のスタイルや宴会で選ぶコースの内容にもよりますが、一般的な流れとして向付と呼ばれる前菜のようなさっぱりした酢の物などから始まり、スープにあたるお吸い物の御椀、お刺身などのお造りが出て、酒のおつままみに最適なオードブルの盛り合わせのような八寸、魚またはお肉の焼物、天ぷらなどの揚げ物、季節の野菜の煮物などの炊き合わせと順に1皿ずつ供され、最後の〆として御飯ものと味噌汁、香の物、そして水菓子と呼ばれるフルーツや和菓子などのデザートが登場します。
大名の宴会におすすめの居酒屋「はかた市大名店・酔灯屋西通り店」
初めてでもリラックスして楽しみやすい
懐石料理というと何だか敷居が高い感じがしたり、マナーなどに気を使って不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに器の扱い方や置き方、食べ終わった時の礼儀などのお作法はありますが、日頃から親しんでいる和食ですので、実は西洋料理のコースに比べると初めての方でも馴染みやすく、マナーやお作法を知らない方でも比較的スムーズに食べ進めることができるのが魅力です。
困ったことがあれば、お給仕をして下さるスタッフの方にさりげなく聞いても恥ずかしくありませんし、和室での宴会は無礼講などといって、お酒を片手に盛り上がりますので、楽しく食事ができます。